Q&A

リキッドゴールド

Q

金色の発色がぼやけたように見えます。

A

金油による希釈が多すぎるので、溶剤の一部が蒸発できるように、ボトルをしばらく開いたままにしてください。

Q

金線を引いていたら金液が流れてしまいました。

Q

金液を筆塗りしていたら液だまりが出てしまいました。

A

希釈剤の乾燥が遅すぎるか、厚く塗布してしまっています。速乾性の希釈剤を使用するか、筆を絞り適度な厚さで塗布してください。

Q

購入した時よりも硬い感じがして塗りにくいです。

A

金液を長時間放置したり長期保管した場合、溶剤が揮発して粘度が上がります。金油で希釈するか、溶解せずにぼろが出たり、ゼリー状になっている場合は、変質している可能性が高いので使用を中止してください。ご連絡いただければ残量を計測して交換いたします。

Q

金液を塗布して焼成したが、一部表面がぼつぼつしています。

A

塗布前の生地にほこりや指紋汚れ、結露などで生地の表面が汚染がされているので、塗布前に生地を綺麗な状態にして塗布してください。

Q

うまく金色が発色しません。

A

窯内の空気量が低下し、うまく換気が出来ていません。窯内の空気量を増やして換気を改善してください。

A

200℃~400℃までの熱上昇が早すぎるので、加熱速度を下げてください。

A

窯内の焼成物が多すぎてうまく空気の流れが悪くなっていますので、焼成物を減らして焼成してください。

Q

焼成後の金液が剥離し、飛んでしまいます。

A

表面の汚れが影響していますので、塗布前に生地を綺麗な状態にしてください。

A

厚塗りすると金液が剝がれやすくなるので、均一に薄く塗るようにしてください。

Q

焼成後、金液の耐久性が低く、徐々に消えてしまいます。

A

焼成温度が低いと付着が弱くなりますので、700℃~800℃まで温度を上げて焼成してください。

A

金液の層が薄いと耐久性が弱まりますので、層厚を上げて塗布してください。

Q

よく見ると微細なピンホール(小さい穴)が数か所発生しています。

A

ピンホールは、生地の表面の湿気によって発生する可能性があります。涼しい場所から暖かい場所に物を移すと、表面に目に見えない結露が発生します。結露が蒸発し生地が乾燥する十分な時間を確保してください。

Q

金液を焼成後、流れてしまったり、細くなる、または涙腺のような線になってしまいます。

A

窯内の焼成物が多すぎてうまく空気の流れが悪くなっていますので、焼成物を減らして焼成してください。

A

転写氏を貼った商品が多いとガスの量が多くなり、金液に影響しますので、耐ガス用コート金液を使用するか、400℃までは窯の蓋を少し開けてガス抜きをしてください。

Q

食洗器で洗浄すると金部分の劣化が早くなり、色落ちしてきます。

A

金液を薄めすぎ、もしくは塗布量が少なすぎて薄膜になっているので、薄めすぎずに0.20~0.30g/100㎡の塗布量を確保してください。

A

低含金の金液を使用していた場合、付着が弱くなります。

A

食洗器に対応する耐久性の強い金液をご使用ください。(お問い合わせいただければご案内します)

A

焼成温度が低いと金液の付着が弱まりますので、700℃以上まで温度を上げてください。

Q

他社の金液より同じ量で枚数が取れず、使用量が増えてしまいます。

A

金液の乾燥が早く、粘度が高いと厚く塗れてしまうので、希釈して粘度を調整してください。

A

生地や釉薬との相性がありますので、一度お問い合わせください。

A

当社の製品は生色が薄いため、一見薄塗に見えますが、実際は濃い場合がありますので、その場合は一度お問い合わせください。

Q

焼成後、金彩部分に黒い斑点が見られ、塗りなおして再度焼成しましたが、消えませんでした。

A

樹脂等が燃える際に炭素等のガスが発生し、くすみや黒い斑点、ピンホールの原因になりますので、400℃までは窯の蓋を少し開けておいてください。