Q&A

エンボス金用絵具

エンボス金用絵具とは

エンボス金用絵具とは、表面の凹凸を金液で表現するための盛り絵具のことです。

エンボス金用絵具の種類

・X-651-1 マット調(無鉛)

特徴:絵具を塗布し、乾燥させ、その上に金液を塗布して一度焼成することが可能です。

・X-135-3 ブライト調(無鉛)

特徴:まずは絵具のみを塗布し焼成します。その後、金液を塗布して2度焼成を行います。また、焼成した金液を強化させる為のオーバーコートとして使用も可能です。

・X-136-2 マット調(無鉛)

特徴:まずは絵具のみを塗布し焼成します。その後、金液を塗布して2度焼成を行います。また、焼成した金液を強化させる為のオーバーコートとして使用も可能です。

Q

X-651-1を使用しましたが、発色がよくありません。

A

X-651-1の乾燥不足と膜厚の薄さが原因なので、24 h以上乾燥させ、スクリーン印刷であれば、250メッシュで印刷してください。

Q

エンボス用絵具を使用し、焼成したところクラックが発生してしまいました。

A

高温での焼成が原因ですので、780℃前後で焼成してください。また、2度焼成の場合、絵具の要請温度を金液の焼成温度より少し高めにすると綺麗な仕上がりになります。

Q

オーバーコート目的で使用したが、金色の光沢があまり良くありません。

A

絵具の膜厚が厚すぎて、焼成温度が低すぎるので、膜厚を薄くして焼成温度を800℃~820℃まで上げてください。