Q&A

ラスター液

Q

真珠ラスターを塗布しましたが、黄色、または青白く発色してしまいます。

A

窯内の酸素供給の差が原因で、酸素量が多いと黄色、少ないと青白くなります。生地の詰め込みを最小限に抑えて適切な酸素量で焼成してください。

Q

焼成後、綺麗な被膜が形成されず、剥離したり粉状になってしまいます。

A

ラスター液は厚塗りすると剥離したり粉状になってしまいます。ラスター油で基準の%まで希釈するか、希釈済みの状態での注文が希望でしたら対応させていただきます。

Q

真珠ラスターを塗布したら青く発色してしまいました。

A

真珠ラスターは、金が少量でも混入すると青くなります。金液用の筆を使用した可能性があるので、筆は必ず分けて使用してください。

Q

真珠ラスターを塗布したら灰色に発色してしまいました。

A

液自体を薄めすぎているので、希釈率を上げて塗布してください。(推奨希釈率:30~40%)

Q

真珠ラスターを塗布したのに様々な色味が出ません。

A

濃淡の差が出ていないので、少し斑に塗ってください。また、筆で叩いたり、細かい模様なら海海綿などで叩いてください。

Q

ラスター液の粘度が高く塗りづらいです。

A

保存容器のキャップは樹脂製なので、長時間放置すると溶剤が蒸発してしまいます。ラスター油で戻してボロが出なければ使用可能です。

A

赤系統は変質しやすく、ゼリー状になるとラスター油に溶けなくなってしまう場合があります。無理に使用すると発色や艶に影響しますので、使用を中止してください。

Q

焼成後、筆ムラが発生してしまいました。

A

乾きが早すぎると、その分ムラが出てしまいますので、ラスター液が広がりやすいラスター油で希釈してください。速乾性の金油の使用はおやめください。

A

小さな筆で何度も塗るとムラが出ますので、塗る面積に対して適切な筆の大きさ、刷毛の大きさを選択してください。

A

混ざりが不十分だとムラが出やすいので、希釈後によく撹拌してお使いください。

Q

ラスター液は電子レンジに対応していますでしょうか?

A

電子レンジ対応の金液およびラスター液は電子レンジでの使用が可能です。

Q

ラスター液を塗布した食器を食洗器で洗っても問題ないでしょうか?

A

金液に比べて膜厚が薄いので、比較的早めに薄くなる、もしくは剥がれてしまう可能性があります。食器用スポンジでの洗浄をお勧めします。

Q

ラスター液の耐摩耗性は弱いですか?

A

赤系統はある程度強いですが、膜厚が薄いため、金液に比べると耐摩耗性は弱くなります。

Q

色の違うラスター液を混ぜて使用しても良いでしょうか?

A

絵具を混ぜた感覚と違い、合金の色で思った色味は出ないため、お勧めはしておりません。

Q

色の違うラスター液を二度焼成して重ね塗りしても問題はありませんか?

A

ラスター液は透光性があり下の色を拾うので、白生地で本来の色味を発揮します。色生地や重ね塗り、絵具の上に塗布すると本来の色味を発揮しませんが、その変化を好まれる方もいます。